時代を変えたデジタルシンセの名機!YAMAHA『DX7』が入荷しました

時代を切り開いた革新的な製品が今回も登場です!先日にCDの本格普及を果たしたエポックメーキングな製品として、ポータブルCDプレーヤーのSONY『D-50』の入荷情報をお伝えしましたが、シンセサイザー界においてアナログからデジタルへの転換点となったデジタルシンセサイザーの名機YAMAHA『DX7』が新たに入荷しました。

アナログからデジタルへの転換点となった『DX7』

今からおよそ40年前の1983年に発売された同機種ですが、その当時を振り返ると、1980年代前半はテクノポップ全盛期でアナログシンセサイザーがポピュラーな時代、アナログシンセサイザーの到達点とも称される81年発売のRoland 『Jupiter-8』は、全世界で7,000万枚を売り上げたMichael Jacksonの「Thriller」や、映画「ネバーエンディングストーリー」の楽曲作成にも活用されました。このアナログシンセが現役バリバリの時代において、YAMAHAよりアナログからデジタルへの転換点となる革新的なデジタルシンセサイザー『DX7』が登場します。

同機種のアイコニックなカラー「DX Green」

『DX7』ではデジタルシンセサイザー時代の到来を示すべく、これまでのシンセサイザーとはデザイン面で大きく差別化が図られました。ボタンやノブが敷き詰められたアナログシンセとは一線を画すシンプルなインターフェイスとフラットな薄いボタンが採用され、各ボタンはダークブラウンなボディとのコントラストを明確にして視認性を最大限にする「DX Green」と呼ばれるヴィヴィッドなグリーン色が取り入れられました。

(画像出典: Roland Jupiter-8 – Wikipedia , ヤマハ・DXシリーズ – Wikipedia

史上最も売れたシンセサイザーとして快挙を成し遂げた同機種

シンプルな外観ながらも同機種には様々な新しい機能が搭載されており、アナログシンセサイザーでは出すことが出来なかったFM音源搭載による特徴的な音色、16音ポリフォニック、拡張性の高いシステムと追加音色データのカートリッジ機能、今では主流のパラメーターを表示するLCDディスプレイの搭載など、手ごろな価格帯も後押しして1983年から1989年まででおよそ20万台を販売し、史上最も売れたシンセサイザーとなりました。米国のシンセサイザーメーカーSequential(旧Dave Smith Instruments)の創設者Dave Smith氏によると、70年代後半頃のシンセサイザーの市場規模は小さく、5万台も売れることはほぼ無かったとも伝えており、20万台は異例の数字であることが伺えます。また『DX7』は当時はまだ新しい規格であるMIDIを、競合他社のRolandによるアナログシンセ『JX-3P』と共にいち早く搭載した製品としても知られています。

希少な坂本龍一カートリッジ! 本体に差し込むとプロが作成した音色が楽しめます

初音ミクの配色のモチーフにも

デジタルシンセサイザーの歴史にその名を刻む同機種は、現在もその優れた配色やデザインの精神は他の分野へと受け継がれています。クリプトン・フューチャー・メディアが展開しているボーカロイド「初音ミク」の衣装デザインや配色は『DX7』や『DX-100』からインスピレーションを受けているとされており、これまでに公開されたライブイベント「MAGICAL MIRAI 2019」や、ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』シリーズのオープニングにも『DX7』の実機が登場。40年近く前のビンテージな機種ながらも、若い世代にもサブリミナルのように認知されている機種と言えるかもしれません。

(画像出典:Reddit – Dive into anything

今回入荷した同機種は、外観のダメージも少なく動作良好のコンディションとなっております!追加カートリッジと共に近く近隣のハードオフ店舗へ出庫予定ですので、店頭で見かけた際には一時代を築いた同機種を確認してみてはいかがでしょうか。

(参考URL:Yamaha DX7 | Vintage Synth Explorer , DX7 – Yamaha Design – Yamaha Corporation , Reddit – Dive into anything , Yamaha DX7 – Wikipedia , )

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