レコードの買取査定、ココがポイント!査定時のチェック項目を解説

オーディオから楽器、ゲームソフトなど、様々なジャンルを取り扱いしているハードオフ。その取り扱い商材の一つとなる「レコード」を目当てに、店舗に足を運んでいる方も多いのではないでしょうか。当センターでは各ハードオフ店舗の一部コーナーを探訪する「ハードオフ探訪」のレコード編で各店の売り場の情報をお届けしていますが、本稿ではそんな店頭やオフモールでも人気の高いレコードの査定におけるチェックポイントをお届けします。
目次
レコード盤の状態
歪みの有無
レコード1枚の重さは約130~150gと、枚数が多いとかなりの重量になります。平積みで保管していると、レコードの重みで盤やジャケットに歪みが生じている場合があります。歪みは軽度であれば再生自体は問題なく行えるものの、波打つ盤がレコードに刻まれた繊細な音溝をトレースする針に負荷を与える可能性が高く、ターンテーブルの状態によっては問題が顕著になるため、歪みの有無も査定ポイントの一つです。

傷の有無
レコードは再生面がむき出しの為、傷の状態は査定において重要な点となります。ヘアライン(髪の毛の様な薄い傷)傷の場合は適切な針圧で問題なく音溝をトレースできるものの、傷が深い場合は音飛びやノイズが発生する原因となる為、傷の有無や程度も査定ポイントの一つとなります。
カビの有無
年数の経過しているレコード盤は、保管場所などの環境によって盤面にカビが発生している場合もあります。盤面に関してはクリーニングで拭き取れることが多いですが、同時に原状回復の難しいジャケット側にもカビやシミが発生しているケースがあります。レコードのジャケットは飾って楽しむ側面もある為、カビやシミの程度も査定ポイントの一つとなります。

塩ビ焼け、ビニール焼けの有無
盤を包んでいる透明なビニール製のインナースリーブが、経年の変化によりまだら模様の様に盤面に付着する場合があります。この状態はクリーニングで完全に除去するのが難しく、再生にも支障が生じる為、大きな査定ポイントの一つとなります。
ジャケットの状態
歪み、日焼け、破れ、カビの発生
紙製のジャケットは経年劣化や保管環境によりダメージを受けやすく、日焼けによる脱色、角の潰れ、背表紙の破れ、カビなどが査定に影響します。また四角形のジャケットに対し、盤は円形の為、一部分に負荷がかかり突き抜けた様に破れが生じる場合もある為、背表紙などの状態も査定ポイントの一つとなります。
レンタルレコードのシール貼り付け、スタンプの有無
レンタルレコード盤は、シールが貼りつけられていたり、ジャケットや盤のラベル部分にスタンプが押されている場合もあります。この状態ですと通常盤と比較してコレクターアイテムとして価値が低くなるため、レンタル版か否かも査定ポイントの一つとなります。

付属品の有無
歌詞や解説文が記載されているライナーノーツや、ポスターやポストカードなどの特典が付属している場合は付加価値となるため、査定ポイントの一つとなります。
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同じ内容のアルバムでも、生産された年や国などのバージョンが違う事で金額が大きく変わる場合もあるなど、奥深い世界が広がっているレコード。2024年にはビートルズのLP『ビートルズ '65』が、帯の色違いで120万円の価格で国内オークションで落札された事も大きな話題を呼びました。その他、付加価値が付く見本盤などの情報については過去の記事をご参照ください。レコードなど、売却をご検討されているお品物がございましたらお気軽にご相談ください!札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市にお住まいの方を対象に出張買取を行っております。ご依頼はフリーダイヤル(0120-622-068)またはウェブからお申し込みが可能です。
