オープンリールデッキの重要パーツ「クランパー」とは?

中央に軸を通すような穴が開いているこちらの製品、手のひらに乗るサイズ感で一見するとラジコンカーのタイヤの様ですが、こちらはオープンリールデッキ用の「クランパー」と呼ばれるパーツです。70年~80年代に普及し、磁気テープを用いたオーディオプレーヤーのオープンリールデッキは、レコードよりも広いダイナミックレンジを有する事から、今もオーディオファイル(高級オーディオ愛好家)の方々に熱い視線を注がれているオーディオ製品の一つとして人気を博しています。そのアタッチメントの「クランパー」も中古市場では重宝されるオーディオパーツであり、今回当センターでお伺いしたオーディオの出張買取では、TEAC製クランパー「TZ-612」などをお売り頂きました。

オープンリールデッキの製品価値を左右する「クランパー」とは

オープンリールの軸に取り付けて使用する「クランパー」の役割は、3号、5号、7号、10号と用意されているオープンリール用のテープサイズの中で、最も径が大きい10号サイズのテープを使用する際に必要なパーツ。アタッチメントが必要な点は"ドーナツ盤"と呼ばれるEPレコードをプレーヤーで再生する際と同様ですが、オープンリールの10号リールの場合は長時間の録再が可能なテープサイズの為、その有無で製品の価値を大きく左右するパーツとも言えます。

今回お売り頂いたTEAC製クランパー「TZ-612

機種に適合する製品が必要

クランパーはすべての機種に適合する訳ではなく、その形状や固定方式(マグネット式やネジ式など)がメーカーによって異なる場合もあり、機器に合ったクランパーが必要となります。その為、買取時にクランパーが欠品、破損していた時は、専門のオーディオ修理業者にパーツの入手可否や入手難度を確認する場合もあります。クランパーの価格はメーカーや種類によって異なりますが、ヤフオク!などのオークションサイトでは、ペアで主に5,000円~10,000円程度で取引されています(2025年7月時点の相場)。

ハードオフグループ札幌出張買取センターではオーディオパーツも買取しております!

以上、オープンリールデッキの魅力を最大限に引き出す「クランパー」についてお届けしました。ハードオフグループ札幌出張買取センターでは、今回ご紹介したクランパーをはじめ、真空管やインシュレーターなどのオーディオパーツを一点一点丁寧に査定しております。札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市にお住まいの方を対象に、出張買取を承っております。売却をご検討の際は、ぜひフリーダイヤル(0120-622-068)またはウェブからお気軽にお問い合わせください。

当センターでは幅広く商品を取り扱っております!お売り頂けるものがございましたらお気軽にお問い合わせください。札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市にお住まいの方を対象に出張買取を実施中です。