アナログ味のある単三電池駆動のMDプレーヤー「MZ-B10」がすごい

目次
単三電池で駆動する珍しいポータブルMDプレーヤー
ハードオフでは新旧様々なオーディオ機器を取り扱っていますが、今や旧式のメディアとなったMD(MiniDisk)もその一つです。スタイリッシュなカセットと、薄く小型化が図られたポータブルMDプレーヤーは、その薄いボディの実現のために、板ガム状の細長い電池が多くの機種で採用されていました。現在はそのガム型電池を手軽に入手する事が難しくなっている為、乾電池を接続するアタッチメントの有無で中古の付加価値が変化する事をオーディオ買取ページのポイントでもお伝えしていましたが、アタッチメント不要でそのまま単三電池で駆動する珍しいタイプのSONY製ポータブルMDプレーヤー「MZ-B10」を、この度お売り頂きました。これが中々に魅力的な機種でしたので、こちらでご紹介させて頂きます。

マイク/スピーカーを内蔵した「MZ-B」シリーズ
同機種が発売されたMD全盛期の1990年代を振り返ると、SONYは様々なポータブルMDプレーヤーのモデルを市場に投入しており、再生専用モデルのMZ-Eシリーズ、ラジオ機能を搭載したMZ-Fシリーズ、そしてマイク/スピーカー搭載のMZ-Bシリーズなどを展開していました。MZ-Bシリーズは1995年に初代MZ-B3がリリースされて以降、シリーズの展開が一時途絶えますが、2000年のMZ-B50を皮切りに後継機が発売され、今回お伝えするMZ-B10が同シリーズの最終モデルとなりました。
MZ-Eシリーズ年表
1995年発売『MZ-B3』
2000年発売『MZ-B50』
2001年発売『MZ-B100』:ガム型電池専用
2003年発売『MZ-B10』:シリーズ最終モデル
シリーズが再始動した2000年代前半は、まさにデジタルオーディオへの移行期でした。録音や学習用途で支持を得ていたポータブルカセットプレーヤーは、PANASONICやAIWAなどの大手メーカー各社が新製品の投入を続々と終了させていた時期に当たります。このような状況下でMZ-Bシリーズが再び展開されたのは、アナログに慣れ親しんだ利用者層を、抵抗なくデジタル録音へと移行させることを主な目的としていたと推測されます。
しかし一方で、同年代は録音機器としてより手軽なICレコーダーが急速に台頭した時期とも重なります。結果的に、MZ-Bシリーズは2003年発売の「MZ-B10」がシリーズ最終モデルとなり、SONYは2006年の「MZ-RH1」を最後にポータブルMDプレーヤーの新製品投入を終了する形となりました。スタイリッシュで高性能、且つ薄型のデザインが求められたポータブルMD市場の最終局面において、あえてアナログ操作や機能に寄せた同シリーズは、同社の新規層開拓への野心的な試みを感じさせる興味深い製品の一つと言えるのではないでしょうか。
テレコ感覚のボタン配置・操作感を追求。MDが初めての方でも簡単に使えます。
「MZ-B10」SONY公式サイトの製品ページより
※テレコとはテープレコーダーの意
デジタルなのにアナログ味のある手触り感の「MZ-B10」
そのようにシリーズ最終モデルとなったMZ-B10は、本体にスピーカーを内蔵しており、内蔵マイクによる録音機能や、スピードコントロール機能を搭載するなど、ポータブルカセットプレーヤーライクな性能が特徴となっています。さらに特筆すべきはレジューム機能が実装されている点です。一般的なMDプレーヤーの場合、再生の途中で停止、または電源を落とした後には、次回再生時にトラックの頭から再生されますが、同機種の場合、カセットテープと同様に再生を止めた箇所から聞くことが可能となっているのです。

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