【ハードオフ探訪】ハードオフ恵庭店―レコード編

店舗の特定の売り場にフォーカスしてその雰囲気をお伝えする独自企画「ハードオフ探訪」。第5回目となる今回は、札幌市から車で約1時間と少し離れた立地にある「ハードオフ恵庭店」を探訪します。

今回探訪するのは恵庭市にある「ハードオフ恵庭店」

今回訪れる恵庭市は、北海道の玄関口となる新千歳空港と札幌市のほぼ中間に位置している街。北海道ならではの自然が広がると同時に、札幌へのアクセスも容易な立地でもあり、都市でありながら北海道の自然も満喫できる住みよい街の一つです。そんな恵庭市に存在するハードオフ恵庭店は、スーパーマーケットや衣料品店、飲食店、ブックオフなどが並ぶ商業施設帯にある店舗の一つで、衣料品や家具などを扱うオフハウスとの複合店となっています。

ハードオフ恵庭店外観。向かいには北海道民のソウルフードの一つとも言えるぎょうざ/カレーの「みよしの」があります。

こちらの店舗は入り口側にハードオフの受付と売り場がある比較的珍しい配置となっており、奥側がオフハウスの区画となっています。前回探訪したハードオフ札幌北都店と同様にブックオフとの複合店ではない為、最新のゲームソフトやDVD/BD/CD等も取り扱いしています。

まずは中古レコードコーナーをチェック！

それではお目当てのレコードコーナーに足を踏み入れていきましょう、レコードコーナーはジャンクコーナー手前の壁面に展開されておりました。同店舗ではこれまでの店舗で確認したレコード什器とは異なるジャケット展示タイプの什器が設置されており、主に中古レコードはボックス展開となっています。在庫数はLPが4ボックス分、EPが1ボックス分。在庫はアーティスト名の五十音順で管理されており、邦楽/洋楽/ジャズ/クラシックの見出しが用意され、今回訪れた時点では邦楽と洋楽が同じくらいの割合が在庫として並んでおりました。

中古レコードはしゃがみながらdigるスタイル。ジャケット展示のレコードは一枚づつ並べられています。

他店では扱いが縮小しがちなEPレコードも比較的多めに展開しています。

気になるいちまい「杏里 Timely!!」

杏里『Timely!!』
1983年発売

「Cat’s Eye」や「悲しみがとまらない」などのシングル曲を収録した杏里通算6枚目のアルバム。アーバンでファンクな曲を多数世に送り出したシティポップの雄「角松敏生」が全編をプロデュースし、角松節とも言えサウンドがアルバムを通して光る今尚色あせない名盤！こちらの在庫はオフモール掲載中です。

積極的なオフモール展開、掲載商品一覧が閲覧できる独自POPを売り場で発見

恵庭店では価格帯（おおよそ3,000円以上のお品物）や内容を基準に、バーコード管理を行っているレコードが他店に比べて多く、記事執筆時点でオフモール販売されているバーコード管理のレコードは約80点と積極的に展開しているのも特徴です。札幌から少し離れた立地でもある為、オフモール上で在庫チェックが出来るのは嬉しい所と言えます。尚、こちらのバーコード管理のレコードは売り場には展開されておらず、レジカウンターの棚に重ねて展示されている為、内容や状態の確認にはスタッフに一声掛ける必要がありますが、スマートフォンなどの端末をお持ちの場合は、売り場に設置された「QRコードを読み込む」ことでレジカウンターの在庫が確認可能となっています。過去に探訪したハードオフ中の島店では新規入荷のボックスが設置されていましたが、このようなオリジナリティのある取り組みを見つけるのはハードオフ探訪の楽しみの一つと言えます。

カウンターの在庫は売り場に設置されたレコードジャケット風のポップから確認が可能！

digの真骨頂、ジャンクコーナーをチェック！EP在庫が多めでした

続けてジャンクレコードを見ていきましょう！ジャンクレコードは、LPがボックス12箱分、EPがボックス9箱分となっております。今回訪れた時点ではLPレコードのボックス内は比較的余裕がありましたが、EPレコードのボックスは満杯に入っていた印象。時期によってはLPボックスも満杯になっている事も多く、こちらも定期的なチェックが必要と言えそうです。

最下部設置のボックスの内1つはレーザーディスクの在庫となっているのでお間違いなく！

ジャンクレコードの価格はEPが55円（税込）、LPが110円（税込）

さいごに

以上、ハードオフ恵庭店のレコード探訪でした。中古レコードは過去に訪れたハードオフ札幌中の島店やハードオフ札幌川沿店などと比較して多くは無いものの、バーコード管理のレコードが際立って多く、オリジナリティのある売り場展開も行われていた同店。道外からの北海道旅行で帰られる際にも、立ち寄り易い立地にある店舗ですので、是非機会がある時に訪れてみてはいかがでしょうか。

今後も北海道のハードオフのレコードコーナーを探訪していきますので、次回の更新にどうぞご期待ください！