次なるブームはカセットテープ?録音テープの買取も積極実施中!
レコードと共に再評価されつつあるカセットテープ
ここ数年において大きく復権した音楽の記録メディアの一つと言えばレコードが挙げられますが、その背後で再評価の声が高まっているのがカセットテープです。1962年にフィリップス社が開発したカセットは、その規格が無償公開されたことで、国内各社から1966年を皮切りに高音質を求めるテープが次々と発売。国内では1970年代から1980年代にかけて音楽カセットテープは隆盛を極め、その後デジタル記録メディアの台頭により大きくシェアが衰退するも、近年になってレコード盤と共に、新譜や過去のアルバムが音楽カセットテープとして発売されることも少なくありません。
新しい世代には目新しさ―人気が高まる背景には様々な理由も
英国レコード産業協会(BPI)が2023年4月に公開したデータによると、Arctic Monkeys「The Car」や、Harry Styles「Harry’s House」を筆頭にチャートインした2022年のカセットテープの売り上げは、英国で過去20年において最も高い数値を記録するなど、その復権を思わせる好調な推移となっています。カセットの人気が高まった背景には、一説にはパンデミックによるサプライチェーンの寸断によるレコードの納期遅延が発生し、その代替として低リスク且つ低ロット数から製造が可能で、新しい世代には目新しさとして映るカセットが脚光を浴びた、という説も唱えられています。
カセットテープはレコードと同様のアナログな記録メディアながらも、録再が容易で持ち運びが可能、ラジオの録音(エアチェック)や、オリジナルのカセットテープを作って友達同士で貸し合ったりとそんな楽しみ方も出来るメディアの一つでもありました。
カセットテープの種類
ノーマル(Type 1)
スタンダードなカセットテープ。中低域に強く、広域に弱い
磁性体に酸化鉄ハイ/クローム(Type 2) 1971年より
広域に強く、低域に弱い
磁性体にクローム、公害問題などに関係して中後期はコバルト被着酸化鉄にフェリクローム(Type 3)1973年より
ノーマルとハイの中間の音質
磁性体に酸化鉄とクロームを二層にして塗布、ノーマルとクロームの両方を生かそうとしたテープメタル(Type 4)1979年より
ノイズリダクション機能が不必要なほどノイズに強い
ダイナミックレンジが広く音楽の録再向き
再生はハイポジでも使用可、録音は対応ヘッド以外では消去不可
磁性体に酸化していない鉄とコバルト合金
ハードオフではカセットテープを積極買取中です!
大きく分けると4種類存在するカセットテープですが、その中でも後年に発売されたメタルテープは価値が高く、今後もこのブームが続く場合は更に価値が上がる可能性も考えられます。ハードオフ札幌出張買取センターでは、これらの録音用カセットテープの査定も行っております。記録メディアに関しては基本的に未使用品での買取となりますが、フェリクロームやメタルに関しては、未開封/使用済み問わず買取を行っております。もしご不要なカセットテープがございましたら、是非当センターまでご連絡ください!
(参考サイト:Cassette sales reached near two-decade high last year as current artists and fans embraced the iconic format, new BPI analysis reveals – bpi , Cassette Tapes Are Making a Comeback With Taylor Swift & More Artists – Billboard)
当センターでは幅広く商品を取り扱っております!お売り頂けるものがございましたらお気軽にお問い合わせください。札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市にお住まいの方を対象に出張買取を実施中です。